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必修か選択か
高校日本史、なぜ選択科目? 「地理」との学習バランス考慮(産経新聞) - Yahoo!ニュース

なぜ世界史が必修なのか,謎である。
国際化ということで単純に世界史を選んだのであろうが,
グローバル化が進む今こそ,自国のことを
よく知るべきではないだろうか。

私は趣味もあったがそういう考えを持って
高校時代は日本史を選択した。
社会科は1科目選択だったので日本史しか学んでいないが,
47都道府県はすべて県庁所在地もいえるし場所もわかる。
それらは小学校,中学校で学んでいるからだ。

今の子はゆとり教育の弊害で,地理も歴史も
重要な常識すら知らないようだ。
高校生の6割が宮崎県の場所を知らない。
7%の生徒は東京都の位置すら知らない。
私としては日本に直接関連する他国の歴史は学べるので,
地理と日本史を必修科目にすべきだと思う。
これは理系・文系問わず。
文系も理科は物理か化学のどちらかは必修にすべきだ。
これらの知識がなければ,これからの
情報化社会を乗り切るのは困難だと思う。
(物理を知らずして電気製品を扱うのは危険,
化学を知らずして薬などを適当に飲むのも危険)

文部科学省のお偉いさんたちは何をどう考えて
今の教育要綱を作ったのか,いっぺん聞いてみたいものだ。
| 教育論 | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
国家とは何か
毎年,卒業式が近づくと出てくるこの問題。
日の丸・君が代:「強制しないで」 10団体申し入れ /三重:MSN毎日インタラクティブ
「『日の丸・君が代』の強制を許さない三重ネットワーク」(小林敏夫代表)など10団体は30日、公立学校で日の丸・君が代の掲揚、斉唱を強制しないよう求める申し入れ書を山根一枝・県教育委員長あてに提出した。

 申し入れ書では、日の丸・君が代の強制は「思想信条の自由を定めた憲法19条に違反する」と指摘。また、指導に従わなかった教職員を懲戒処分にした東京都教委に対し、東京地裁が昨年9月、憲法違反とした例を挙げ、「判決を尊重し、児童、生徒、教職員、保護者に強制しないことを強く要求する」としている。

 10団体は、反戦平和や元教員、在日韓国人たちで組織する団体。国旗国歌法制定の翌00年から毎年、卒業式を控えた時期に申し入れている。

私が高校卒業の頃にも日の丸の掲揚について一悶着あり,
せっかくの式がすっきりしない形になってしまった。

当時の私はこのことに関してあまり深くは考えておらず,
揉める原因になるなら別に国旗掲揚しなくても良いじゃん,
と考えていた。
しかし,公立の学校で大事な式典の際に国旗を掲揚し,
国歌が演奏されることは外国ではむしろ一般的であること,
また,日本の教育委員会の内情を知るにつれ,
次第に日の丸・君が代賛成派へと傾いた経過がある。
例えばこれから世界へと若者が羽ばたいていったときに,
一番自分のアイデンティティを自覚するのは
五輪などで日の丸が掲げられ,君が代が流れたとき。
この時,ああ,自分は日本人なんだな,と再認識することだろう。
これを否定するということは自分が日本人であることを
否定することに近い。

君が代の『君』が天皇を示すからどうこう,と言う話はよく聞かれるが,
日本という国が出来て二千数百年,その中心にあったのは天皇だ。
今でも日本人の象徴としての天皇制が維持されている。
日本という国を良く表している歌だと思う。

それと上記の記事の最後の方に注目。
10団体は、反戦平和や元教員、在日韓国人たちで組織する団体。

元教員はともかく,在日韓国人は日の丸君が代が嫌なら
祖国に帰れ。すぐさま帰国しろ。
お前らは日本に住む必要ないだろ。
| 教育論 | 18:46 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
教師は世間知らず
初の教育問題にBenjaminが深く斬り込む!
なわけがない(笑)。

毎日新聞の日曜版にあのりえぞう先生(西原理恵子)が
毎日かあさん』というマンガを連載している。
これまでに単行本も2冊出ており、
文化庁からなんやら表彰などもされている。
手塚治虫賞も受賞している。
とてもりえぞう先生らしくない評価だ(笑)。

その、昨年新聞に掲載されすでに単行本化された内容に、
りえぞう先生の住む武蔵野市と、子供の通う学校が
『直接』りえぞう先生を呼び出し、マンガの内容について
クレームをつけました。
当然、りえぞう先生はこのことをネタにし、
作品の内容は編集部へ、とまあ、
漫画家という『作家』としての立場上当然の回答をした。
が、学校側は『他の子供への教育上の配慮』を理由に
学校内でのことは描かないでくれ、と要請。
PTAも、学校ともめ事を起こすならPTA活動を自粛しろと要請。

もともと『毎日かあさん』は、りえぞう先生が子供を中心に
日々の出来事を多少誇張表現しつつ、
絶妙に個人特定されないような『フィクション』として
描いたものである。(詳細は作品を読めば分かる)
自分の子供も含め、クラス内には5人のやんちゃな男の子がおり、
それを他のリーダー的お母さんが『クラスの5大バカ』と
表現して、この5大バカの母親達の苦悩を描いている。
この母親達は仲がよく、いつも一緒につるんでいる姿も描かれている。

りえぞう先生、『表現の自由』と『クレームは編集部へ』という
出版業界の『ジョーシキ』を盾に学校・PTA・武蔵野市に
真っ向から勝負に出た(笑)。
まさかりえぞう先生の口から『表現の自由』が出るとは思わなかったが、
学校から電話があり、出頭要請を食らったので、
まさかうちのバカ息子が・・・?と心配しながら駆けつけたら、
上記のような『仕事』に対する『クレーム』だったのである。
そりゃあ学校側の職権乱用ですよ。
子供のことについての相談なら『教育』の範囲内だが、
親の仕事にいちゃもんつける権限は無いだろう。
他の子供への配慮とあるが、まずこの作品を全部読んで、
りえぞう先生のお子達がどの小学校に通い、
また、どのクラスで誰が『5大バカ』に属するのか、
ということは全くもって特定不可能。
そう、あの巨大掲示板・○ちゃんねるをもってしても、だ。
他の父兄から名誉毀損などの苦情が来ているなら話は別だが、
そのような記述はなく(この問題の記載元はヨミウリ新聞)、
ただ『学校側が困る』というだけのもの。
具体的に学校側の『誰が』『どのように』迷惑を被るのかは不明のまま。
おそらく、その作品中の5大バカが授業参観時に
先生の言うことを聞かず、ある子の父親は自分そっくりの子供を
頭からゲンコツ落として、参観終了後、速攻で帰宅したなどの描写から、
『授業崩壊』『教師の指導力不足』『学校側の責任問題』などを
懸念したのであろうが、
このマンガ全体を読んでいれば
どこがフィクションでどこがノンフィクションか』の区別くらいつくはずだ。
しかし、この学校側の担任女教師(40)はたまたまりえぞう先生とタメであり、
なにか火がついちゃったんでしょうねぇ。

税務署にも喧嘩を売ったりえぞう先生。
HP上では『かの国』や『かの宗教』をぼろ糞に叩くりえぞう先生。
そんな先生に喧嘩を『うっかり』売ってしまった武蔵野市
えらいこと評判下げましたね。
そして、りえぞう先生に格好のネタを与えてしまいました。

教師は総じて世間知らずだが、
世間には『物事を穏便にすます』ということが出来ない人は
たくさんいるのです。
それを見極められるかどうかが大人かどうかの判断の分かれ道。
残念ながらりえぞう先生(40)はイケイケドンドン派なので
社会経験を全く積むことのない学校教師にとっては
訳のわからない存在でしょう。
まあ、このことをきっかけに『社会勉強』をしてください。

〜蛇足〜
私の高校卒業時には、日の丸掲揚・国歌斉唱問題で
校長=教育委員会と教師=日教組の対立が問題になりました。
私自身は日の丸・君が代大好きの完全な右の人間ですが、
担任は当然日の丸・君が代反対のお立場。
普通なら私は教師達の校長=教育委員会に対する反対活動を批判するところですが、
当時の校長は卒業式の朝6時から10分間、
国旗を掲揚したとして『既成事実』とし、
結局他の公立高校にも国旗掲揚を強制させることになったんです。
教師と教育委員会のこの稚拙な争いにはほとほと嫌気がさし、
特に校長のこの姑息な手段は『日本男児にあるまじき恥ずべき行為』と
自分自身で認識したのだ。
それをさっし、立場的には全く反対の当時の担任に、
卒業式終了後落ち込んでいたので、
『ああいうやり方はない、先生の気持ちはわかるよ』
と思わず慰みの言葉を掛けたものです。
先生と主張は違えど、互いに意見が違うなら
正々堂々と公の場で意見を戦わせるべきでしょう。
そんな教育委員会の姿勢を見て、
日本の教育が如何に事なかれ主義・権威主義で
現場と乖離しているかがよくわかったものです。
| 教育論 | 23:46 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
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